SNSマーケコラム

新商品プロモーション・新規顧客獲得に成功した SNS分析活用事例

新商品プロモーション・新規顧客獲得に成功した SNS分析活用事例

顧客ニーズの多様化や市場ニーズの急速な変化に対応し、企業が成長し続けるためには改革が不可欠です。
改革を続ける企業にとって市場に求められる新商品の開発や異なる顧客層へのアプローチは重要であり、新商品の発売やプロモーション、従来と異なる顧客層へのアプローチには市場調査や競合調査が欠かせません。
消費者や市場の動向を調査する方法はさまざまですが、その中でも注目されているのがソーシャルリスニング、SNS分析です。
今回は、ソーシャルメディア上のあらゆる投稿を分析して需要予測や消費者動向の把握、ターゲットの特定など、あらゆる分析を可能とするソーシャルリスニングツールを活用し、新商品のプロモーションや新規顧客開拓に成功した企業の事例をご紹介します。

この記事は以下のような方に向けてご紹介しています

・新商品発売に向けたプロモーションを予定している
・新規顧客開拓のための調査をしたい
・従来と異なるイメージ戦略を打ち出したい
・アプリユーザーを拡大したい
・消費者動向を把握し、マーケティングに活用したい

分析ツールの紹介:ソーシャルリスニングツールQuid Monitor(旧NetBase)

ご紹介するSNS分析事例には、ソーシャルリスニングツールQuid Monitor(旧NetBase)を活用しております。

Quid Monitor(旧NetBase)

Quid Monitor(旧NetBase)はリアルタイムに膨大なソーシャルメディアデータを分析できるプラットフォームです。
圧倒的な実行スピードと多彩なフィルタリング機能で何百万ものソーシャルメディアにあふれる投稿を分析します。現在50カ国語に対応しており、世界中のSNSからニーズや評判を把握することができます。
また多彩なフィルタリング機能により、スラング(俗語)や略語、コンテキスト(文脈)が曖昧なものから正しい洞察を導きます。

Quid Monitor(旧NetBase)について詳しくはコチラ

新商品プロモーション&新規顧客開拓 SNS分析活用事例

SNS分析事例①セブンイレブン
新商品発売において、エンゲージメントを促進するためにロイヤルファンを発見

セブンイレブン

セブン-イレブン は、人気商品の新しいフレーバーの発売を成功させるためにX(旧Twitter)キャンペーンを予定していました。
彼らは過去の傾向から熱狂的なファンに向けて正確にキャンペーンが実行された場合にのみ、大きな成功を収めることができることを知っていました。
そこで、熱狂的なファンを特定するためにソーシャルリスニングツールQuid Monitor(旧NetBase)の機能の1つであるQuid Monitor(旧NetBase) Audience 3D(*)を活用しました。
「既存商品について肯定的に語っているユーザー」や「他のブランドやコンビニエンスストアに興味を示したユーザー」を特定し、各セグメントに合わせた独自のメッセージを用いてツイートキャンペーンを実施したのです。

*Quid Monitor(旧NetBase) Audience 3D(Quid Monitor(旧NetBase)機能一覧はコチラ
投稿者IDに着目してデータを取得することで、特定のセグメントがどういった興味関心を持っているのかが分析できる機能

結果

X(旧Twitter)での新商品発売キャンペーンは、エンゲージメント率と総エンゲージメント数の両方で予想を上回る大成功を収めました。

・キャンペーンのリーチを300万人に拡大
・ターゲットを絞ったユーザーのエンゲージメント率は、過去のキャンペーンの2倍
・特定のターゲット層の獲得とエンゲージメント率の向上により、キャンペーンのエンゲージメントが大幅に増加

セブン-イレブン SNS分析事例詳細はコチラ

SNS分析事例②クラフト・フーズ
エッジの効いた新商品CMに対する評判を分析

クラフトフーズ

既存のブランドイメージを打破し、新たなイメージに舵を切ることは既存顧客が離れる恐れがあるため、ブランドにとって非常に慎重にならざるを得ません。
食品・飲料会社の大手クラフト・フーズは、新しい商品をこれまでと異なる新たな顧客層へ展開するために新たなCMを展開しました。
しかし、これまでの路線とまったく異なるイメージによりコールセンターへの苦情電話が殺到してしまったのです。クラフト・フーズはCMを継続するかどうか判断に迫られ、より多くのお客様の声を分析するためソーシャルメディアでの反響を調べることとなりました。
その結果、ソーシャルメディア上ではコールセンターへの苦情を大きく上回る肯定意見があることやCMの内容の受け取られ方がさまざまで、かつ肯定的な意見が多いことが判明したのです。結果、CMを継続することになりました。

結果

CM継続の結果、単品の四半期売上で過去最高額を達成しました。
この成功により新シリーズのイメージ定着化と新規顧客層への進出を達成することができたのです。

クラフト・フーズ SNS分析事例詳細はコチラ

SNS分析事例③米調査会社113 Industries社
SNSで調査した消費実態から販売拡大に成功。Ocean Spray新製品発売

Ocean Spray

Ocean Spray社は新商品の追加を行うことで収益拡大を図ってきた米国農業協同組合です。しかしモーニングジュース市場自体の後退を受け、従来とは異なるアプローチでの新製品の開発が必要とされていました。
そこでQuid Monitor(旧NetBase)を活用し、消費者がどのような製品を求めているか調査を行いました。
クランベリージュースの消費実態を調査し、そこから得られたインサイトに基づき、モーニングジュースの枠を超えた新製品発売に至ったのです。

結果

SNS分析に基づき、従来と異なるアプローチの新商品を開発、販売することに成功しました。また、今回の新製品の発売により、店舗商品棚での自社製品占有スペースの拡大に成功し、直近過去の新製品発売を上回る結果をもたらしました。

Ocean Spray新商品発売 SNS分析事例詳細はコチラ

SNS分析事例④Taco Bell(タコベル)
Taco Bellテイクアウト予約用アプリユーザー拡大

Tacobell

米大手ファストフードチェーンTaco Bellは、テイクアウト予約用アプリのユーザー層拡大という課題を抱えていました。
また、ミレニアル世代の中で最もアプリをダウンロードし、テイクアウトの注文を行う可能性が高い消費者層を探し出したいと考えていました。
Taco BellはQuid Monitor(旧NetBase)を活用し、過去3年間にブランドやメニューに関するポジティブな投稿をした350万人のSNSユーザーを特定し、ユーザーを細かいセグメントに分類したうえでセグメントごとに広告を配信しました。

結果

セグメント化された広告配信の結果、Taco Bell公式アプリはローンチと共に370万を上回るダウンロード数を記録しました。
広告のリーチは公式SNSアカウントのフォロワーの4倍にも上り、アプリをダウンロードしたユーザーはダウンロードしていないユーザーと比較して20%高い購入率を記録し、さらにアプリを使って注文したユーザーの平均注文額は$10を超えるなど高い効果をもたらしました。

Taco Bell SNS分析事例詳細はコチラ

ソーシャルリスニングにご興味のある方はぜひご相談ください

顧客の評判を正しく把握するため、SNSキャンペーンの効果を最大化するため、新商品の需要を予測するためなど、調査から施策の実行そして効果測定まで行うことができるソーシャルリスニング。マーケティングにおいて正しい判断を行うためには欠かせない分析手法となりつつあります。
当社ではソーシャルリスニングツールQuid Monitor(旧NetBase)だけでなく、ソーシャルリスニングを代行するSNS分析サービス、リアルタイムに特定のキーワードについてモニタリングを行うためのSNSリアルタイムモニタリングサービスなど、目的や分析粒度に合わせてサービスをご用意しております。
新規顧客開拓や新商品のプロモーションを成功させるために、ソーシャルリスニングツールで分析を行いたい方はぜひご相談ください。

導入事例

Quid Monitor(旧NetBase)をSNSマーケティングにご活用いただいている海外企業SNS分析事例をご紹介します。

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