SNSマーケコラム

X(旧Twitter)トレンドの調べ方・ビジネスに活用する方法とは?

X(旧Twitter)トレンドの調べ方・ビジネスに活用する方法とは?

X(旧Twitter)はソーシャルメディア(SNS)の枠組みを超え、今や1つのインフラとして捉えられるほど重要性が高くなっています。
X(旧Twitter)は実名はもちろん、匿名でも利用できるため、ユーザーは本音を投稿しやすく、製品やサービスに対して率直なユーザーの本音を収集するのに適しています。
今回はそんなX(旧Twitter)の中でも「X(旧Twitter)トレンド」について、その調べ方やビジネスに活用する方法についてご紹介します。

X(旧Twitter)トレンドとは?

公式では下記のように説明されています。
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トレンドはアルゴリズムによって決定され、初期設定では、フォローしているアカウント、興味関心、位置情報をもとにカスタマイズされています。ここ数日や今日1日で話題になったトピックではなく、今まさに注目されているトピックが選び出されるため、X(旧Twitter)で盛り上がっている最新の話題をリアルタイムで見つけることができます。
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参照元:https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-trending-faqs

「今何が話題になっているのか」「どんな話題が盛り上がっているのか」を瞬時に知ることができる便利な機能で、日常的にX(旧Twitter)アプリで使用されています。
日本では特定のイベントや、Yahoo!ニュースに取り上げられた記事の見出しに含まれるキーワード、テレビ放映に関連するキーワードがトレンド入りをしやすい傾向にあります。
ビジネスにおいては、トレンド入りさせることで多くのユーザーに露出することができるため、短期的なキャンペーンなどではトレンド入りを目指して戦略を練ることも多くあります。

X(旧Twitter)トレンドを調べる方法とは

公式のX(旧Twitter)アプリを使用すれば、X(旧Twitter)のトレンドを調べることができます。
トレンドキーワードをクリックすることで関連する投稿を表示させることができますから、キーワードに対してどのような投稿がされているか確認することができます。
ただし、X(旧Twitter)アプリ上のトレンドは閲覧している時点でのトレンドとなっているため、過去についてのトレンドやそれらを分析したデータは確認できません。
過去のトレンドを調査するためには、他社企業が独自に開発しているツールやサービスなどを利用する方法があります。
代表的なサービスでは「ついっぷるトレンド」や「Twittrend(ついっトレンド)」などがあります。これらのサービスを受けることで、数日前のトレンドをさかのぼることも可能です。

X(旧Twitter)トレンドを深堀して分析する

X(旧Twitter)トレンドは話題になったキーワードを調べるだけでは、有効なデータとして活用できません。
話題となったキーワードについてユーザーが「どのような反応を示しているのか」「関連してどのようなキーワードが取り上げられているのか」また、「どのような画像や動画が投稿されているのか」といったトレンドキーワードに関連する情報をまとめて分析することでトレンドの全体像を知ることができます。

このようなX(旧Twitter)トレンドの把握や、トレンドに付随する情報の分析に長けているのがソーシャルリスニングツールです。
ソーシャルリスニングツールを利用すれば、特定のX(旧Twitter)のトレンドを収集したり、それらから有効な知見を導き出し、ビジネスに有効なアプローチを見出すことが可能になります。

ソーシャルリスニングツールとは?

「ソーシャルリスニングツール」とは、あらゆるメディアから投稿されるデータを収集し、分析するツールです。
日々世界中で投稿され続けている膨大な消費者のリアルな声から自社に関連するサービスや商品、消費行動に関するデータを収集・分析し、マーケティング施策やプロモーションなどに活用するために欠かすことができません。自社のアカウントやサービスだけでなく、あらゆるキーワードで消費者の本音を収集・分析し、それらをダッシュボードで見える形にすることでキャンペーンの効果分析やポジネガ分析などさまざまな分析に活用することができます。

SNS分析

※詳しくは「ソーシャルリスニングツール/SNS分析とは」をご覧ください。

ソーシャルリスニングツールでのX(旧Twitter)トレンドの分析

弊社が提供するソーシャルリスニングツール「Quid Monitor(旧NetBase)」は、一般的なソーシャルリスニングツールで利用できる機能に加え、AIでユーザーの興味関心を導き出す機能やキーワードを軸にした検索だけではなく、X(旧Twitter)のユーザーIDに特化した分析も行うことが可能です。
分析機能に強いツールのため、ソーシャルアナリティクスツールとしてご活用いただいています。

Quid Monitor(旧NetBase)
ソーシャルリスニングツール Quid Monitor(旧NetBase)について

ソーシャルリスニングツールQuid Monitor(旧NetBase)でX(旧Twitter)トレンドをより詳しく分析する方法について、日本では定番のイベントとして根付きつつある10月下旬のトレンドキーワード「ハロウィン」について、より深い分析の方法をご紹介します。

トレンドの推移

「ハロウィン」に関連する投稿は、過去3年で最も高くなっており、徐々にその投稿数が増えていることが分かります。
これは、イベント自体が定着しつつあることやハロウィンをキャンペーンやビジネスに取り入れる企業が増加していることも影響していると言えるでしょう。
ハロウィンの投稿数のピークはハロウィン当日の10月末ですが、投稿自体は9月頃から徐々に増加して10月末を境に一気に収束するため、ハロウィンに関連するキャンペーンなどはハロウィン前に展開することが重要だとわかります。

このように毎年恒例のイベントや急上昇したトレンドなどは、それらの投稿数がどのような推移を遂げているかを把握することで次年度や今後の予測に役立てることができます。

人気の高いキーワード/上位ハッシュタグ

上記の2つは、「ハロウィン」と一緒に投稿されているキーワードの中から特に人気の高いハッシュタグやキーワードを抽出したものです。 特定のキャラクターの仮装ではなく、日常にあふれているような地味でリアルな仮装を行う「#地味ハロウィン」が全体の中でも人気となっています。
イベント時にハッシュタグを統一して使用していることや、毎年同じハッシュタグを用いることで、投稿が分散せずトレンド入りしやすくなっているのかもしれません。
また、ハロウィン当日や土日に渋谷に人が集結する「#渋谷ハロウィン」や「渋谷」のキーワードも多く投稿されています。

このように、特定のキーワードを軸に関連するトレンドキーワードを簡単に見つけることができます。

センチメント分析

トレンドキーワードに対して「ユーザーがどのような感情を抱いているか」を分析するのが「センチメント分析」です。
全体の約8割が「楽しむ」「盛り上げる」といったポジティブなキーワードとなっています。一方「嫌い」「怖い」といったネガティブなキーワードも投稿されており、マナー問題についてのネガティブな印象がじわじわと増加していることがわかります。
特定の話題やキーワードに対してユーザーがどのように反応しているかを調べることができる「センチメント分析」は、自社ブランドやサービスの評判を調べたり市場調査などにも活用することができます。

色々なキーワードを軸にしたソーシャルトレンドレポート

このようにソーシャルリスニングツールQuid Monitor(旧NetBase)では、特定のキーワードを軸にトレンドキーワードを発見したり、それらをフカボリして分析することができます。
今回ご紹介したのはQuid Monitor(旧NetBase)の豊富な分析機能ほんの一部です。デモンストレーションのお問い合わせやご紹介した機能以外の機能や活用方法について詳しく知りたい方は下記よりご確認ください。

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